3月の公開試験の中止以来5月28日時点まで新型コロナウィルス感染拡大防止のため中止が続いてきたTOEICテストは、今日6/28に無料模試が実施されました。
これまでにない新しい取り組みで様々な可能性を感じるので私個人としては大きな期待を寄せていました。


実際に受験してみるとその期待を裏切らない予想通りのものでした。
といった視点から新たな可能性がひらけた感じです。
今回は期間限定の企画なので単発でしょうけど、可能なら不定期でも有料でも同様の企画が続けばいいなと期待しています。
今回の企画は期間限定で8/31までは受験可能のようです。
模擬試験開始まで
問題冊子の印刷
直前で我が家のプリンターにトラブルが起きていることが判明し、問題冊子、解答用紙ともに印刷できないことが明らかになったので別の方法で参加することにしました。
本来であれば公式サイトから問題冊子は事前に提供されているので、余裕を持って事前に印刷しておけばよかったのですが、印刷してしまうとつい予習をしてしまいそうだったので問題冊子と解答用紙はダウンロードだけして印刷はしていませんでした。
プリンターのトラブルで印刷できないので、しかたなくダウンロードしたファイルを見ながら答えるということにしました。
よく探せば以前印刷した予備のマークシート用紙が見つかるかもしれなかったのですが、テスト直前に余計な時間を使いたくはなかったので、解答用紙は普通のノートにマークシート的な簡単な表を作って解答用紙の代わりにすることにしました。
少し早めに6/28当日の10:30から準備したのでこのようなトラブルがあっても時間までに対応方法を考えて対応することができました。
とはいえ、当日に準備するよりはその前日までに余裕を持って準備すべきでしたね。
公式YOUTUBEチャンネルにアクセス

TOEIC公式のYOUTUBEチャンネルにアクセスして模擬受験用の動画を探します。
6/28の12:45からのプレミアム公開になっていたので開いてみたら、既に多くの人が待機しながらチャットしていました。
12:55定刻になっても音声が鳴らずに画像にも変化がなかったので待機している人たちはチャットの中で不安そうでしたが、しばらくすると音声が流れ動画が始まりました。
実際には2~3分の空白の時間でしたが自分だけが取り残されてやしないかと心配になりましたが多少の遅れがあっても無事に始まって良かったです。
チャットで答えが流れてくるといけないので本試験が始まったらチャット部分は隠してテストに参加しました。
実際のテスト
リスニング部分のテスト
YOUTUBE動画でPART2の写真問題は一枚づつ、PART3,4では問題冊子の中で3つづつのセットで表示される形式だったので問題冊子は無くても問題ないようでした。
とはいえ、解答用紙とPC画面との間の視線移動は疲れるので印刷された問題冊子でやった方が良かったと思います。
それに、普段はPART3、4をやるときは聞きながら選択肢を指さしながら解いていって最後に音声のセット毎に3問を一挙にマークする方法にしていましたが、今回はPC画面上の問題文なのでそうはいかず音声を聞きながら直接選択肢を即座に選んでマークする方法にするしかありませんでした。
なので普段よりミスが多くなるかもしれないなと思いましたが、結果は意外と普段とあまり変わりませんでした。
リーディング部分のテスト
リーディングではYOUTUBE動画は残り時間のタイマーが映るだけで、終了時間となったらその旨アナウンス音声が流れてテスト終了となります。
リスニングの時も思ったようにリーディングでも印刷された問題冊子でやった方が圧倒的にやりやすいでしょう。
PART5やPART6、そしてPART7前半ではあまり気にならないのですが、PART7後半は2ページに渡って問題文と選択肢が印刷されているのでPCではページ送りを前後させるのに手間取ります。
それよりは問題冊子2ページ文を開いておいて目線だけで問題文と選択肢を往復する方が簡単で早いです。
そのためか後半の時間配分がうまくいかずに7問ほど未回答が残ってしまいました。
答え合わせと学習アドバイス動画
今回の企画の特徴にこの「学習アドバイス動画」の配信というのがあって、テストが終わった後に即答えを確認できるという画期的なものです。
試験後に結果が分かるまで一ヶ月かかるためその間モヤモヤが続くのと、結果が出たとしても答え合わせができないのでどこがどれだけ出来たのか出来なかったのかが問題個別では分からなかったのが、今回の企画ではそのすべてが解消しています。
リスニング2問、リーディング2問についての解説がありました。詳しくは動画を見てみると良いでしょう。
動画の最後に出てくるQRコードからアンケートに答えると音声部分のスクリプトを貰えますよ。
テストの後に問題冊子、解答、音声スクリプトが残るというのはこれまでのTOEICにはない画期的なものとなりました。
これなら英検と同じようにテスト後の復習が出来て良いですね。
まとめ
TOEICテストは3月の公開試験の中止以来5月28日時点まで新型コロナウィルス感染拡大防止のため中止が続いてきましたが、6/28本日無料模試が行われました。
今回の形式は初めての試みでしたが期待を裏切らずに予想通りの良い模擬試験だったなと思います。
テスト終了時には2万人を超える視聴者(参加者)で、英検が同日に行われたにもかかわらず1ヶ月の公開テスト受験者を10万人だとしてその20%もの人が参加したなかなかの大きなイベントとして盛り上がったのではないでしょうか。
もし今回の企画が成功と評価されれば年に1回でもいいので同じ形式でオンライン模試が出来るようになると期待します。もし実現すれば有料でも参加したいです。
今回のテストは8/31までは公開されてるようなのでそれまでの間に何度でも受験・復習ができるので今回都合がつかなかった人でもその限定期間で受験してみると良いですよ。

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