英検準1級に合格するためには、英検準1級の単語を単語帳で暗記するだけでは不十分で、覚えた単語が実際の文脈でどのように使われているかを感じることも大切です。
単語帳での暗記がある程度進んだ時点で単語穴埋め問題を解く練習をすることで、単語暗記の強化と文脈での単語の使われ方をつかみます。
私はこのやり方で英検準一級に合格することができました。

パス単暗記
いきなり単語穴埋め問題を解く練習をしても効果がないのでその前に単語帳で暗記します。
単語帳の暗記は完璧でなくて良いので8~9割くらい覚えたと思ったら過去問や練習問題で単語穴埋め問題を解く練習をします。

練習問題
パス単英検準1級をある程度覚えたと思ったら練習問題で総合的な力を確認します。
英検準1級予想問題ドリル
英検準1級の筆記試験とリスニング試験の問題が実際の試験形式で7回分掲載されていて、1日1回分を解けば7日間で終わります。
前半5日分は筆記試験のみですが、後半2日分は筆記試験とリスニング試験のセットになっていて本番形式での練習ができます。
本文は本試験と同じ形式で問題のみで構成してあるので、問題を解きながら本試験の雰囲気に慣れることができます。
また、答えと解説のページは別冊になっていて問題と解説を照らし合わせながら答え合わせができるので、問題と解説の照合をする際にページを往復しなくても済み余計な手間がかかりません。
単語穴埋め問題は1日当たりで25問あるので、この問題集では175問の単語穴埋め問題を解く練習ができます。
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英検準1級予想問題ドリル 新試験対応版 (英検予想問題ドリル) [ 旺文社 ] 価格:1,650円 |
DAILY25日間英検準1級集中ゼミ
1日目から24日目までが試験問題の部分ごとの問題の解き方のコツの解説と練習問題、最後の25日目が実際の試験形式1回分等言う構成で、毎日1日分やれば25日間で終わります。
このテキストでは、練習問題75問+試験形式25問の100問の単語穴埋めの練習ができます。
見開き左ページに問題、右ページに答えと解説という紙面構成なので、問題と解説を照らし合わせながら答え合わせができ手間がかかりません。
さらに、1日目から24日目の合計130ページの欄外には毎ページ4つの英検準1級単語とその意味が付記してあるのでこれも活用するとさらに720単語もの復習ができますが、ページ数が多いのでページをめくる手間がかかってしまいます。
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DAILY25日間 英検準1級 集中ゼミ 新試験対応版 (DAILY英検集中ゼミ) [ 旺文社 ] 価格:1,815円 |
英検準1級でる順合格問題集
でる度A、B、Cで書く100問の単語穴埋め問題が掲載されているので合計300問の単語穴埋め問題の練習ができます。
見開き左ページに問題、右ページに答えと解説という紙面構成なので、問題と解説を照らし合わせながら答え合わせができ手間がかかりません。
単語穴埋めの問題は上記二冊より多いので単語穴埋めの練習には最適で、サイズは上記二冊より小さく普段持ち歩くのにかさばりません。
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英検準1級 でる順 合格問題集 新試験対応版 (英検でる順合格問題集) [ 旺文社 ] 価格:1,540円 |
比較
単語穴埋め問題の練習という観点では、英検準1級出る順合格問題集が最も適しています。
一番のポイントは問題数の多さと、穴埋め問題だけを集中して配置した紙面構成で、練習問題を解き答え合わせ解説を見るという一連の動作を最も効率的にすることができます。
英検準1級予想問題ドリル | DAILY25日間英検準1級集中ゼミ | 英検準1級でる順合格問題集 | |
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単語穴埋め問題数
[単語数換算] |
175
[700] |
100
[400] +欄外単語720 |
300
[1200] |
答えと解説 | 別冊 | 見開き左に問題、見開き右に答えと解説 | 見開き左に問題、見開き右に答えと解説 |
穴埋め問題配置 | 1日分の各ページに散在 | 1日分の各ページに散在 | 穴埋め問題だけで集中 |
サイズ | B5 | B5 | A5 |
携帯性 | △ | △ | 〇(三冊中で最も小さい) |
まとめ
単語帳で暗記をするのが基本ですが、総合的にどれくらい力がついたか確かめてみたいものです。
私は単語穴埋め問題は以上の三冊ともやりましたが、問題の分量と使いやすさを総合的に見ると単語穴埋め問題の練習に特化して考えると英検準1級出る順合格問題集が最も適していると考えました。
英検準1級の過去問を始めてみた時には分からない単語だらけで手も足も出ませんでしたが、単語暗記と穴埋め問題の練習をすることで英検準1級の単語にはあまり困らなくなりました。
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