日本で普通に暮らす上では英語が必要ないので必要性がない限り英語のスキルを高めようとは思わないものですが、仕事の上でのコミュニケーション、情報収集等で英語が必要な状況があることは確かです。
しかし、英語のスキル向上をするには時間がかかりますし、英語が必要でありながらも忙しい社会人にとっては英語を勉強する時間を作り出すことは難しく、一時的に英語を勉強する時間を作れたとしてもその英語勉強は長続きしません。
英検準1級合格を目指した頃に隙間時間の活用と勉強記録の二本立てで英語の勉強を習慣化した方法をまとめました。

隙間時間
忙しい社会人にとっては英語を勉強すること自体が難しいですが、どんなに忙しいといっても隙間の時間というものはあるものです。
平日と休日とでは行動パターンが変わるので、平日休日それぞれの自分の行動パターンを書き出してみて隙間の時間がないかを探してみることです。
- 起床後、歯磨き洗顔着替え等の身支度の時間
- 通勤時の移動時間
- 電車の待ち時間
- 買い物の時にレジに並んでいる時
- 各種移動時間(昼食、買い物等)
- 食事時間
- 入浴時間
- 就寝前の時間
書き出してみるとあらゆる部分に隙間の時間が潜んでいるような気がしてきます。
隙間時間で何をするか
このように普段の行動を思い出し隙間時間を探していくと、分単位の時間で多くの隙間時間を見つけることができ、この隙間時間を少しづつかき集めればかなり時間になります。
その時間の使い方は個人の自由ですが、もしその時間の多くの部分を英語の勉強に充てることができれば英語力スキルの向上に大きく貢献することでしょう。
ただし、全ての時間を英語のためだけに使うと疎まれるので適度を心がけることです。
単語暗記
いつでもどこでも単語帳を持ち歩き、電車の待ち時間、買い物の時にレジに並んでいる時等あらゆる空き時間を利用して単語帳を開いて単語暗記をします。
割と長い時間が空く場合は新しい単語の暗記をするのも良いですが、数分とかの短い時間しか取れない場合は適当に開いたページから復習するのが効果的です。

英語の音声をまねる
通勤時の移動時間にイヤホンで英語の音声を聞きながら同じことを言う練習をします。
- 音声を流す>同じことを言う
- 音声を流す>少し遅れて同じ事を言う
これを状況に応じて使い分けます。
ただし、まわりにあまり人がいない時ならいいのですが、周りに人がたくさんいる状況でこれをやると怪しい人と思われるので小さい声でやるのがお勧めです。
記録
隙間時間をどのように使ったかを記録することで充実感が生まれて勉強の長続きができるようになります。
私は、英会話スクールに通学をしようと思う前後からこの記録の大切さを感じて手軽に記録が残せる方法がないものかと思いあれこれ探しました。
Studyplus
Studyplusは勉強時間を記録し登録メンバー内でコミュニティを形成できる無料アプリで、説明をだいぶはしょるとTwitterのようなものです。
英会話スクールに通学を始めた前後からStudyplusを導入して英語の勉強記録を残し、Studyplusのコミュニティで知り合った同士でお互いの勉強成果についての応援をしあいながら現在に至るまでその記録は続けています。
自分の目標に近いメンバーをフォローしたり勉強記録に対してlikeを送れたりコメントのやり取りもできるので、自分の勉強にもlikeがついたり他の人の記録にlikeをつけたりコメントのやり取りとかでお互いに普段の勉強の励みになります。
英検準1級の勉強をしていたころは同じレベルのメンバーをたくさんフォローしてlikeを送りあったのが励みになって実際に英検準1級合格ができました。


まとめ
英語のスキル向上には時間がかかり長く続けることでそのスキルが定着しますが、多くの人はそのスキル向上と定着が遅いことやスクル工場が停滞することで長続きしなくなって途中であきらめてしまいます。
長い期間をかけて英語スキル向上をしてきた人ほど途中でスキル向上を止めてしまうのはもったいないことです。
英語の勉強を習慣化するには、普段の生活に無理なく英語の勉強を組み込むことと勉強時間の記録をつけることです。
当時の英語勉強の記録にを振り返ることで当時の努力の重みを数値で確認できるので現在のスキルに対しても自信を持てるようになることでしょう。
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