CASECを受験するとTOEICスコアの目安を教えてくれますが、実際のスコアを保証するものではないので参考程度にするのが良いです。
とはいえ、うまく使うとCASECはTOEICスコアを予測するのには十分な精度を持っていることが分かります。
このデータは古いため最近の傾向も踏まえて追加で検証を加えます。
今回は自分のTOEIC本試験の結果がないので以下の方法でTOEICスコアを推定します。
公式問題集による測定
測定条件
公式問題集を本試験と同じ時間で解きます。
今回は公式TOEIC Listening & Reading 問題集4のTEST1を使いました。
測定結果
素点
解答時間
リーディング | 解答時間 | 一問当たりの解答時間 |
---|---|---|
Part5 | 8分45秒 | @17.5秒/問 |
Part6 | 6分55秒 | @25.9秒/問 |
Part7シングルパッセージ | 22分30秒 | @46.6秒/問 |
Part7ダブルパッセージ | 8分50秒 | @53秒/問 |
Part7トリプルパッセージ | 18分20秒 | @73秒/問 |
所感
CASECによる測定
測定条件
自宅でCASECを受験します。
測定結果
素点
所感
TOEICスコア予測
予測方法
公式問題集によるTOEICスコア予測
リスニング、リーディングの素点からTOEICスコアを予測できるチャート素点を当てはめるとTOEICスコアの予測値は以下のようになりました。
TOEICスコア予測(下限) | TOEICスコア予測(上限) | |
---|---|---|
リスニング | 405 | 475 |
リーディング | 425 | 490 |
計 | 830 | 965 |
予測点の幅が大きく判断が難しいですが、今回の結果からは今TOEICを受験した場合の予想点は以下くらいと思われます。
CASECのよるTOEICスコア予測
CASECのTOEICスコア目安
CASECで測定した結果のTOEICスコア目安は810点ですが、これまでの自分の実績によるCASECの予測精度を考慮すると現在はTOEIC750点前後に英語スキルが落ちていると思われます。
CASEC素点によるTOEICスコア予測
私の場合は、CASECが出すTOEICスコア目安と実際のTOEICスコアとの間には10%前後誤差がありますが、CASEC素点と実際のTOEICスコアとの間の誤差の方が小さいです。
予測の結果は同じですが、CASECが出すTOEICスコア目安よりはCASECスコア素点の方がTOEICスコアに近いので後者の方を信頼したいと考えています。
リスニングについては、ディクテーションの際のスペルミスや早い会話での誤答等があったのかもしれませんが意外とスコア評価は高かったようです。
リーディングについては、Section1:単語穴埋め、Section2:セットフレース穴埋め共に無難に対応できたはずなのにスコア評価は低いようです。
もともとスコアが低かったことに対してさらに悪化傾向となりました。
評価内容は不明ですがリーディングに弱点があることが分かりました。
まとめ
今回、公式問題集とCASECから今TOEIC受験をした場合の予測スコアを複数の方法で導き出しました。
私自身の実績を基にするとこの中ではCASEC素点による予測が最も精度が高いと考えられます。
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