この記事では、英検準1級二次試験を受験する予定の人が陥りがちな状況から抜け出すために役立つ情報をお届けします。
私自身も英検準1級の二次試験前には同じような悩みを抱えていましたが、私の場合は英検準1級二次試験の対策としてまずは自己紹介の練習をしました。
私はこの方法で練習して英検準一級二次試験に合格しました。
これから見ていく方法は、英検準1級一次試験に合格するレベルであれば1週間、長くても2週間もあれば十分マスターできると思います。
それでは順を追って見ていきます。
英検準1級二次試験の対策として自己紹介が大切な理由
たかが自己紹介と思うかもしれませんが、この自己紹介を英検準1級二次試験の対策として初めに提案する理由は以下のようなメリットがあるからです。
このような理由から、自己紹介を練習することは英検準1級ひいては実際の英会話で通じる英語を話す上では格好の素材なんです。
この記事に取り組む前提条件
以下のように日常的に英会話をする環境にあることが理想ですがこれらは必須の前提条件ではありません。
英検準1級二次試験を受験できるということは英検準1級一次試験に合格しているわけですから基本的な英語力は備わっているので自信を持って本試験に臨むことです。
一次試験で評価対象外のスピーキングに特化した対策をすれば英検準1級二次試験を恐れることはありません。
だからといって何も練習しないで本試験に臨んで良いと言っているわけではありません。
これから順に追って見ていくやり方をやってみてください。
やり方
英検準1級の対策として自己紹介の準備から練習までを順に見ていきます。
自己紹介原稿の準備
以下のような手順を踏んで自己紹介の原稿を英作文します。
ある程度できたらあまり深追いはせずに次の練習ステップに入ることをお勧めします。
練習ステップで実際にやってみると色々な改善点が見えてくるので、その場合はまたこの原稿作成ステップに戻って原稿を修正していけばいいんです。
英検準1級二次試験が始まる冒頭で「自由時間で何してますか」「海外旅行はいったことありますか」のような質問がある場合でも、今回の準備のステップを踏んでいれば答えられないことはないので安心していいです。
たいがい「自分の事を少し話してください」とか聞かれるだけなので、あまり内容を詰め込みすぎずに長くても10秒くらいでさらっと出来るくらいにすることをお勧めします。
自己紹介原稿を録音し客観的評価をする
準備した自己紹介原稿を見ながら音読した音声を録音し以下のようなポイントで改善すべき点があるかどうかを洗い出します。
これらを自己紹介原稿に適宜メモをして「音読する」「録音する」「聞いて改善点を洗い出す」ということを繰り返します。
このサイクルを繰り返すだけで自分の弱点が浮き彫りになり伝わりやすい口頭英語を発信する力が付いてきます。
録音した自己紹介音声で練習をする
ある程度うまくできるようになったなと思ったら次にそのうまくできたと思った自己紹介音声を使って練習します。
まず、自己紹介原稿を見ながら音声に合わせて自己紹介をする練習で、発音、リズム、イントネーション、ポーズが音声とシンクロすることを確認し確実に口頭発信できることを目指します。
次に、自己紹介原稿を見ないで音声に合わせて自己紹介をする練習で、後者の方法では何も見ないで自己紹介することを意識します。この方法は原稿を見ないで音声をキャッチしそれを口頭で発音するので意外とリスニング力の向上に効果があります。
最後に仕上げとして、自己紹介を録音した音声に合わせて歩きながら練習することもお勧めです。
歩きながらだと息が上がってきますが何度か繰り返すうちにだんだん慣れてきます。すると本番でも大きな声で発声し自己紹介ができるようになります。
ただし、周りに人が沢山いる状況だと不審者だと思われるのであまり人がいない状況でやることをお勧めします。
これらを繰り返しながら最終的には何も見ないで自己紹介できる状態を目指します。
まとめ
今回の記事では私が英検準1級二次試験の準備のひとつとしてやった自己紹介のやり方を整理しました。
結論としては以下の三つだけです。
たかが自己紹介と思うでしょうが自己紹介の中には口頭で自分の考えや情報を伝えるためのエッセンスが詰まっています。
この自己紹介を英語でできるように練習することで、英語力の「読む」「聞く」「書く」「話す」といういわゆる四技能全てのエッセンスを身に付けることができます。
たったこれだけで英検準1級の二次試験の心構えができたと思っても過言ではないでしょう。
英検準1級二次試験のナレーションや質疑応答のやり方に入る前にまずは英語の自己紹介をサラッとできるようにすることです。
今回の記事で紹介した方法で実際にやってみると、英検準1級一次試験に合格するレベルであれば少しの準備をするだけで二次試験の心構えができるので本試験に向けての安心材料が増えたのではないでしょうか。
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