セルの値に応じた書式設定をする方法を見ていきます。
現在手元に残っているTOEICスコアを事例にして実際にやってみます。
条件付き書式設定で背景色を変更
セルに入っているデータに応じてセルの背景色を変えてみましょう。
条件付き書式を設定するセルの範囲を選択し、[条件付き書式] > [新しいルール」を順にクリックします。
[ルールの種類を選択してください]から[指定の値を含むセルだけを書式設定]をクリックします。
さらに、[ルールの内容を編集してください]で[セルの値]、[次の値の間]を選択し、二か所に空白の乳入力箇所に[1]、[59]と入力し[書式]をクリックします。
今回の分析ではセルの値を1~59で範囲設定したかったのでこうしましたが、これらの数値は必要に応じ適宜設定することができます。
[背景色]で塗りつぶす色を適宜クリックし[OK]をクリックします。
今回の設定では[赤]にしました。
書式を設定する準備ができたので[OK]をクリックします。
すると、設定した条件で選択したセルの書式が変わります。
2008年時点ではリーディングのスキル(R1からR4)が弱点だったのが、2019年時点ではそれらの弱点がかなり解消しR3のリーディングスキルが課題だということが分かりました。
入力準備
列方向(横方向)に項目を並べて入力します。
- スコア:リスニング、リーディング、計
- Ablities Measured(アビメ)のリスニング5項目、リーディング5項目、計
データ入力
手元に残っていたTOEICスコアの紙をExcelに入力しました。
データ入力
列Dのトータルはリスニングとリーディングを合計する式を入れてチェックしています。
2008年12月から2018年12月までに少しづつスコアが上がっていき、最近で最後にやった2019年1月でスコアが落ちたことが分かります。
時期によってテストの種類が異なるので「IPテスト」「公開テスト」の識別を列Rに追加しました。
TOEICテストは2017年4月から新形式(TOEIC LRテスト)となりました。
アビメの合計
Ablities Measured(アビメ)のリスニング5項目、リーディング5項目の合計を出してみます。
今まで気にしたことはありませんでしたが、スコアとアビメの合計との間には大きな差がなく関連性が高いことが分かりました。
つまり、TOEIC LRテストの点数を稼ごうと思ったらアビメの点数の低いところを強化すればいいということです。
データ分析:条件付き書式設定
アビメスコアをスコア毎に色分けしてみましょう。
[条件付き書式]から設定します。
条件付き書式
[条件付き書式] > [新しいルール」を順にクリックします。
[ルールの種類を選択してください]から[指定の値を含むセルだけを書式設定]をクリックします。
さらに、[ルールの内容を編集してください]で[セルの値]、[次の値の間]を選択し、二か所に空白の乳入力箇所に[1]、[59]と入力し[書式]をクリックします。
[背景色]で塗りつぶす色を適宜クリックし[OK]をクリックします。
すると、書式を設定する準備ができたので[OK]をクリックします。
同じようにして以下のように設定します。
- 範囲60~79:黄緑で塗りつぶし
- 範囲80~89:水色で塗りつぶし
- 範囲90以上:塗りつぶし設定なし
するとこのようにアビメの値の範囲毎に色分けされ、大まかな傾向が見えるようになりました。
まとめ
条件式書式の設定でセルの値の範囲に応じた背景色の設定ができるようになったと思います。
今回使ってみた条件式書式の設定は範囲の設定と背景色の設定以外にも様々な設定をすることができるので応用してみるといいと思います。
今回の事例で使ったデータは、自分のTOEICスコアそのものです。
スコアに加えてアビメ(Abilities Measued)のスコアもExcelに入力して分析することで、TOEIC LRテストにおける自分の弱みと強みを確認することも得きました。
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