Excelで日付を入力すると「11月22日」のように表示されます。
特に気にしなければこのままでもいいですし、特に日付の表示書式を指定したい場合は[セルの書式設定]から表示形式を設定するだけで変えることができます。
曜日、和暦、西暦等々様々な設定ができるので確認していきましょう。
簡単な書式設定
日付が入力してあるセルで、右クリックし[セルの書式設定]を表示したら、[表示形式]タブ >分類[日付]というように順にクリックします。
[種類]に代表的な日付書式が並んでいるので、そこから目的とする書式を選びます。
[カレンダーの種類]で、「グレゴリオ暦」、「和暦」の表示を切り替えることができます。
設定を変えるたびに日付表示形式が[サンプル]に表示されるので、書式設定の際の参考にすると良いでしょう。
目的とする書式が決まったら[OK]をクリックして設定を確定します。
ユーザー定義で書式設定
日付が入力してあるセルで、右クリックし[セルの書式設定]を表示したら、[表示形式]タブ >分類[ユーザー定義]というように順にクリックします。
[種類]で日付書式を指定することで目的とする日付の表示の仕方ができます。
設定を変えるたびに日付表示形式が[サンプル]に表示されるので、書式設定の際の参考にすると良いでしょう。
目的とする書式が決まったら[OK]をクリックして設定を確定します。
曜日
曜日を表示したい時には目的の応じて次の文字を日付書式の後に追記します。
例えば、日付の後に曜日表示として「(土)」等と表示したい場合は、日付書式の後に続けて(aaa)を追記してみましょう。
このように書式設定することで、「2019/11/16(土)」という表示形式になりました。
[サンプル]に表示されることでも確認できます。
aaa以外にも様々な書式がありますので目的に応じて使い分けましょう。
書式 | 表示 | 説明 |
---|---|---|
aaa | 土 | 日本語表記(短縮) |
aaaa | 土曜日 | 日本語表記 |
ddd | Sat | 英語表記(短縮) |
dddd | Staurday | 英語表記 |
和暦
和暦は年の書式でgから始まる書式設定をすることで目的に応じて様々な書式を設定することができます。
例えば、年の表示を「R1」等と表示したい場合は、年の書式の部分にgeと入力してみましょう。
このように書式設定することで、「R1.11.16」という表示形式になりました。
[サンプル]に表示されることでも確認できます。
和暦は書式のバリエーションが多いですが、以下でほぼカバーできるのではないでしょうか。
書式 | 表示 | 説明 |
---|---|---|
ge | R1 | アルファベット元号+年(1桁) |
gee | R01 | アルファベット元号+年(2桁) |
gge | 令1 | 元号(短縮)+年(1桁) |
ggge | 令和1 | 元号+年(1桁) |
gggee | 令和01 | 元号+年(2桁) |
西暦
西暦は年の書式でyから始まる書式設定をすることで目的に応じて様々な書式を設定することができます。
例えば、年の表示を「2019」等と表示したい場合は、年の書式の部分にyyyyと入力してみましょう。
このように書式設定することで、「2019.11.16」という表示形式になりました。
[サンプル]に表示されることでも確認できます。
西暦は和暦ほど書式のバリエーションはないので次の二つを知っていれば十分と思います。
書式 | 表示 | 説明 |
---|---|---|
‘yy | ’19 | 西暦(短縮) |
yyyy | 2019 | 西暦 |
月
月の書式でmから始まる書式設定をすることで目的に応じて様々な書式を設定することができます。
例えば、月の表示を「11」等と表示したい場合は、年の書式の部分にmmと入力してみましょう。
このように書式設定することで、「2019.11.16」という表示形式になりました。
[サンプル]に表示されることでも確認できます。
書式 | 表示 | 説明 |
---|---|---|
m | 9 | 月(1桁) |
mm | 09 | 月(2桁) |
mmm | Sep | 月(英語短縮) |
mmmm | September | 月(英語) |
まとめ
この記事の冒頭にある簡単な方法で、大体の日付表示に対応できると思います。
曜日の表示を表示させたい場合等で冒頭にある簡単な方法で対応できない場合は、ユーザ定義で書式を設定してみましょう。
ユーザー定義で指定する方法を知れば、できない日付表示はほとんどないことでしょう。
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