Excelで範囲を指定して抽出するとその範囲に何らかのデータがあれば抽出の対象になります。
そのデータが「ゼロ」だったとしても「ゼロ」のデータとして抽出されるので、抽出結果の集計には具合が悪いことがあります。
「ゼロ」を除いたデータを抽出したいときは条件付きの抽出をしましょう。
個数の集計(条件付き):COUNTIF
「ゼロ」を除いたデータを抽出したいときで抽出範囲のデータが正の値だとわかっている時は
COUNTIF(範囲,”>0″)
とします。
“>0″は抽出条件です。
こうすれば「ゼロ」と負のデータが除外されて「空白」のデータも除外されます。
個数の集計(条件なし)
条件なしの集計方法も確認しておきましょう。
COUNT
条件なしで数値データの個数をカウントする場合は
COUNT(範囲)
とします。
「ゼロ」であっても何らかの数値データが入っていれば個数として
COUNTA
条件なしで数字以外の文字が入力されているセルの個数をカウントする場合は
COUNTA(範囲)
とします。
「ゼロ」であっても何らかの数値データが入っていれば個数として
COUNTBLANK
条件なしで何もデータが入力されていないセルの個数をカウントする場合は
COUNTBLANK(範囲)
とします。
まとめ
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