一度作ったExcelの表に項目を追加したくなったとしましょう。
例で作ったお小遣い帳には足りない項目がありました。

日付やお金は記録されているのですがどういう名目でそれらのお金が動いたのかを記録していないので後から見返すことはできなくなっています。
そこで、この表に項目を追加してみましょう。
列を挿入追加
何の名目で動いたのかをお小遣い帳に入力できるように既存のお小遣い帳に列を挿入しましよう。
現在の列Aと列Bの間に列を追加して、その列を「うちわけ」とします。
Bと表示されたいる部分をクリックし右クリックすると次のような表示に代わるので[挿入]をクリックします。
すると列Aと列Bの間に新しい列が挿入されます。
もともと列Bから右側に入力されていた内容が列Cから右側に移動しました。
新しく挿入された新しい列Bにはお金の動いた内訳を入力することにしたいので、セルB2に「うちわけ」と入力しましょう。
お金の動きは、もともと持っていたお金が5,000円でそのあとにお母さんからお小遣いとして4,000円もらって本屋に行って1,000円の本を買ったんでしたよね。
そのお金の動きを表す動きをうちわけに入力します。
セルB3に「財布にあるお金」、セルB4に「お母さんからお小遣い」、セルB5に「本」と入力しましょう。
列の幅を調整
列Bに入力するとこのように列Bの幅よりも長い文字は見えなくなってしまうす。
列Bのに幅を入力した内容がすべて見えるようにセルBの幅を調整します。
今回は今後ある程度長い文字数を入力するかもしれないので列Bを少し広めに調整しましょう。
BとCと表示されている部分の境界線にマウスを合わせ右クリックしたままマウスを右に動かすと列Bの幅が広くなるので目指す幅になるまで右クリックを保ったままマウスを右に動かした後に右クリックを離します。
するとその時点の列の幅で列Bが固定されます。
こうなりました。
列Bの幅が十分に広くなって今入力されている内容が全て見えるようになり今より少し長い文字数でも見えるようになりました。
表示の大きさを調整
すると、列Bが広くなったため今度は残ったお金の計算結果が表示されてる列Eが見えなくなりました。
これに対していくつかの方法はありますが今回は表示のサイズを変える方法で対処することにしましょう。
画面右下に表示されている[190%]とはExcelの初期状態に対して90%拡大して表示してあるということです。
現在は画面右下に表示されてる[-]をクリックすれば表示内容全体が小さくなり[+]をクリックすると表示内容全体が大きくなります。
今回は表示内容を小さくして表全体を見えるようにしたいので[-]をクリックします。
[-]を一回クリックするごとに10%づつ表示が小さくなり、以下は[-]を3回クリックした後の表示状態で、表示内容が全体的に縮小され[190%]と表示されていた部分は[150%]となりました。
まとめ
ここまでで過去に作ったExcelファイルに列を挿入する練習をしました。
Excelで作業する時に途中で不足している行や列を挿入することはよくあることです。
後からでも修正はできるのであまり深く考えすぎずにまずは思いつく限りで進めていくことも大切だと思います。
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