Excelで表は一応作ってみたけど、なんかカッコ悪いなと思いませんでしたか。

後で見ると何の表なのかが分かりませんし見た目も良くありませんよね。
この表に手を加えて見た目を良くしましょう。
Excelの見た目を良くしたい
前回の練習でExcelを使って以下のようなお小遣い帳を作りましたよね。
- 罫線を引く(表全体を格子上に実線を引く)
- 日付の表示書式を変える(〇〇〇〇/〇〇/〇〇という形式)
- 数値の表示書式を変える(\〇,〇〇〇という形式)
- 列の幅を変える(入力されている文字より列の幅を広くし文字が全て表示されるようにする)
- 項目名の表示位置を変える(セルの中央に配置する)
- 行を挿入し表題を追加する
- 表題の表示位置を変える(複数のセルをひとつのセルに結合し、その範囲で中央に表示するようにする)
罫線
セルA1からセルD4までを選択します。
そして、罫線を選んで罫線を引いてみましょう。
以下の例は、[ページレイアウト]と表示されている箇所の下にマス目が表示されているボタンの右横の[v]の部分にカーソルを合わせてクリックした後の表示です。
色々な種類の罫線の引き方が仕込まれているのでその中から必要な罫線の引き方をクリックします。
今回は選択した範囲を格子状にしたいので[格子]と書かれた部分にマウスを合わせてクリックします。
こうなりました。
書式
標準の書式だと見た目が良くないので表示形式を整えて見やすくしましょう。
日付
日付が月と日だけなので後から見た時に何年のデータだか一目でわからないですよね。
データとしては年月日で保存されているので例えば日付が入力されているセルA2をクリックすると数式バーに年月日のデータが表示されます。
でも、このようにいちいち確認するのも大変ですよね。
表の中で年月日が表示されるように日付の表示形式を変更しましょう。
[ヘルプ]と表示されている部分の下にある[v]をクリックすると書式の候補が表示されます。
ここでは「2019/11/11」と表示されるようにしたいので、[短い日付形式]という書式をクリックします。
各書式の下には書式変更した結果表示される内容が事前に表示されますので書式を選ぶ時の参考になることでしょう。
日付の書式が変更されました。
数値
今回の例では数値のデータはお金なのでお金の書式にしましょう。
日付の書式変更をした時と同じように[ヘルプ]と表示されている部分の下にある[v]をクリックすると書式の候補が表示されます。
ここでは「¥8,000」というように表示されるようにしたいので、[会計]という書式をクリックします。
各書式の下には書式変更した結果表示される内容が事前に表示されますので書式を選ぶ時の参考になることでしょう。
[通貨]という書式でも同じように「¥8,000」と表示されますが、[会計]の時とは¥マークの位置とゼロ値の表示が異なります。
書式を[会計]とした場合の表示はこうなります。
¥マークは各セルの左端、ゼロ値は「-」と表示されます。
[通貨]の場合の表示はこうなります。
¥マークは数値の左端に表示されゼロ値はそのまま「0」で表示されます。
表題
後から見た時に何の表なのかが分かるように表の内容を表す表題を追加しましょう。
行の挿入
セルA1の左側の「1」と表示されている部分をクリックしその位置で左クリックすると以下のように表示されます。
表題を追加するために行を挿入したいので[挿入]を選択します。
行が挿入されました。
セルA1に表の内容を表す文字を入力します。
今回の例はお小遣い帳なので「お小遣い帳」と入力します。
表示の位置を中央に
「お小遣い帳」という文字を列Aから列Dの間の中央に配置しましょう。
セルA1からセルD4までを選択した状態で以下のように[セルを結合して中央揃え]をクリックします。
すると、セルA1からセルD1までが一つの大きなセルになり、「お小遣い帳」はこの中央に表示されます。
セルB2からセルD2は各セルの中央部に表示するために、[配置]と表示されている部分の以下の部分(中央揃え)をクリックします。
これでセルB2からセルD2は各セルの中央部に表示されます。
まとめ
今回は、Excelの基本的な機能につて幅広く知ることができました。
同じ作業を繰り返しやってみることで確実に身につけていきましょう。
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