Excelの使い方の基本をお小遣い帳を例にして練習しましょう。
用語をおさらいしましょうか。

Excelの空のファイルを開く
Excelを起動させた後に表示される[空白のブック]をクリックしましょう。
すると次のように[Book1」というExcelファイルが開きます。
空白のブックということで開いているので当然何もデータが入っていません。
項目の入力
文字を入力後に「エンター」キーを押します。数式バーに表示される事を確認しましょう。
練習の素材がお小遣い帳なので、次のように入力しましょう。
セルA1:日付 セルB1:もらったお金 セルC1:はらったお金 セルD1:残ったお金
これでひとまずデータ入力の準備ができました。
列B、Cは入力した文字が一部隠れてしまっているのでデータの入力の前に直しておきましょう。
列Bと列Cの間の仕切り線の部分をダブルクリックすると、列Bに入力されている最も長い文字の長さに合わせて列Bの幅が変わります。
これで列Bの一部隠れていた文字が全て見えるようになりました。 同じ要領で列C、列Dの幅を調整しておきましょう。 ひとまずここまででデータ入力前の準備ができました。
データの入力
ここまででデータを入力する箇所を設定したので次にデータ入力をします。
お小遣い帳ですので、日々のお金の出入りをデータとして入力します。 例えば、
- 11/10に自分の財布に入っているお金が5,000円
- 11/11にお母さんからお小遣いとして4,000円もらった
- その日に本屋で1,000円の本を買ってきた
としましょう。
このままの話の流れの通りにデータを入力するとこうなります。 もらったお金と払ったお金は同じ行に書いてもいいですですが、出来事が起きた時期ごとの状態を表したいのでもらったお金を書く行と払ったお金を書く行は分けました。
データの入力は一応でこれで終わりです。
計算式の入力
ただデータを入力するだけだともったいないので時点毎の残ったお金をExcelで計算しましょう。
例えば、3行目のお母さんからお小遣いをもらった後に残ったお金を計算する場合は、次のような式で計算できますよね。
[残ったお金] + [もらったお金] ー [払ったお金]
これをExcelに当てはめると、次のような式になります。
セルD3の値=セルD2の値+セルB3の値 – セルC3の値 この関係をExcelに当てはめるために必要なことは、セルD3にその計算式を入力するだけです。
具体的には、セルD3に =D2+B3-C3 という式を入力するだけで計算結果が得られます。
実際にやってみるとこうなります。 このようにD3に式を入力した後に[Enter]キーを押すと、次のように計算結果がでます。
同様にD4についても同じ計算式を入れましょう。
ただし、セルD3を計算するためには正しかった「=D2+B3-C3」のままセルD4とは入力しません。
セルD4に入力するとすれば「=D3+B4-C4」としましょう。
入力の手間と間違いを防ぐためにセルD3をコピーしてセルD4に貼ることで対応しましょう。
まとめ
ここまででExcelを使ってお小遣い帳の記録の仕組みを作ることができました。
例として使った時点毎のお金の出入りと残ったお金が計算されていることが分かると思います。
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