TOEICの質問文から見た出題傾向:リスニング・リーディング共通

TOEIC

この記事は、次のような状態にあてはまる人が自分のTOEICスコアの目標を達成するために役立つ情報を届けるために書いています。

中学高校では平均的な英語の成績だった
TOEICを受験したことがあり少なくても一冊は公式問題集を持っている

このような人がこの記事を読み終わる頃にはTOEICの質問文は以下の理由により思ったより難しくないことに気づきます。

what, why, who, yes-no questionで全体の83%を占め設問のパターンは限られている
質問文に使われる動詞は複数回出現する23個が全質問文の76%を占め、1回だけ出現する動詞を含んでも57個しかない。それらの全ては基本的な動詞

つまり、これらを知り身に付けることがTOEICスコア向上に直結します。

今回の記事は先日のツイートでこのようにつぶやいたことに対する答えでもあります。

それでは個々に見ていきます。

TOEICの質問傾向を知る理由

TOEICのスコア向上を目指すためにはなぜ質問文が大切なのか、質問文の傾向を見る前に簡単に書いておきます。

まず認識したいことは、コミュニケーションは基本的に以下の繰り返しによる情報交換だということです。

主張、情報伝達、意思表示
主張、情報伝達、意思表示に対する質問
質問に対する回答

これらにTOEICに当てはめると以下のようになります。

主張、情報伝達、意思表示:リスニング音源、リーディング文
主張、情報伝達、意思表示に対する質問:リスニング音源、リーディング文に対する質問文
質問に対する回答:質問文の対する選択肢

主張、情報伝達、意思表示の内容が理解できたとしても、それらに対して何が質問されているのかが分からないと当然正しい解答をすることはできません。

そのため、TOEICで正答率を高めてスコアを向上するためには、質問文のパターンをマスターすることがことのほか重要なんです。

TOEICの質問文

公式問題集1回分でTOEICの質問文のパターンを深く見ていきます。

本試験では各回によって傾向がばらつくことはありますが、TOEICの運営元団体である一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会が出版している公式問題集を基にして今回の集計をしたため、本試験でもその傾向はそれほど大きく外れないと考えられます。

質問文のパターン

疑問詞から始まる質問文

TOEICの1回のテストで質問文の中で出現する疑問詞を集計した結果です。

この集計結果から、質問文で出現する疑問詩の内で”what”だけで80個出現し全質問文の56%を占め、さらに”why”, “who”と疑問詞ではないですが”yes-no question”を含めるとこれらだけで83%もカバーしていることが分かります。

大抵の質問文では「疑問詞」「助動詞」「主語」「動詞」というような順で並ぶので、リスニングにしてもリーディングにしても最初の四単語を集中して聞いたり読んだりすれば質問の意図はほとんど理解できるはずです。

ただし、whatから始まるからといって直球で答えるものばかりではないことに注意しなければなりません。

例えばこういう質問があったとします。

Q:What color should we paint the wall?

whatで聞かれているので、その色を答えればいいのですが実際にはこのような答えが正解として示されることがあります。

A:Let me check the original plan.

質問に対しては直接答えてないですが日常のやり取りでは当然起こりうる状況です。

なので、適切な答えをするためにはその質問がされる状況を思い浮かべながら答えを考えることが大切です。

ほぼ無視して良い定型表現

あってもなくても影響のない定型表現は聞き流し・読み飛ばします。

most likely

Q1:Who most likely is the woman?

Q1:Who is the woman?

mainly

Q2:What topic are they mainly discussing?

Q2:What topic are they discussing?

否定疑問文と付加疑問文

否定疑問文と付加疑問文はpart2リスニングで毎回それぞれ2問くらい出題されます。

否定疑問文は、最初は平叙文で始まるので意見や主張かと思いきや最後に付加疑問文部分が追加され一瞬混乱します。

また、否定疑問文は音に慣れてないと一瞬何を言っているのか見失うことがあります。

出題数は少ないので思い切って捨ててしまってもいいのですが、part2では絶妙にこのパターンを仕込んできてペースを乱すので、少しでも以下の対策をしておくのがよさそうです。

語尾までしっかり聞く
否定疑問文の音と用法に慣れる

質問文の頻出動詞

TOEICの1回のテストで質問文の中で2回以上出現する動詞を頻出動詞として集計した結果です。

この集計結果から、質問文で出現する23個の動詞が全質問文の76%を占め8単語だけでも52%をカバーすることが分かります。

しかも、これらの単語を見てわかる通り改めて覚える必要がない基本的な単語ばかりです。

質問文の全動詞

TOEICの1回のテストで1回だけしか出現しない動詞を取り出すとこれだけで34単語しかありません。頻出の23単語と合わせても57単語しかありません。

新たに単語を覚えるのと並行してこれらの単語を使いこなすことが大切です。

どれも改めて覚える必要がないような基本単語ばかりですので、意味・用法・発音・スペルの再確認と自分がアウトプットできるレベルまでしておけば万全です。

  • add
  • appear
  • contact
  • create
  • distribute
  • eat
  • encourage
  • find
  • hire
  • imply
  • inform
  • inquire
  • invite
  • join
  • lack
  • like
  • locate
  • notice
  • offer
  • paint
  • pay
  • postpone
  • print
  • produce
  • put
  • recommend
  • report
  • request
  • require
  • seat
  • sign
  • state
  • wait
  • want

まとめ

どうですか。こうして列挙してみるとTOEICは簡単な気がしてきませんか。

  • what, why, who, yes-no questionで全体の83%を占め設問のパターンは限られている
  • 質問文に使われる動詞は複数回出現する23個が全質問文の76%を占め、1回だけ出現する動詞を含んでも57個しかない。それらの全ては基本的な動詞

今回のように質問文だけに特化してみると覚えることはそれほどないことに気づいたはずです。

次々と新しい単語を覚えたり色々な問題集で練習するのももちろん有効ですが、その前にこれと同様に単語とか熟語とかに限定して一回分の問題集で隅から隅まで使い倒しましょう。

 

この記事を書いた人
タカハシエイゴ

★英語:英検準1級取得2018.2/TOEIC830
 英検準1級とTOEIC830点達成の道筋を発信
★仕事:理系・文系の仕事をこなす
 理系:生産技術、製造、研究
 文系:調達、契約、webマニュアル整備
 エクセル暦20年+
★ブログ:
 2011年から書き始め現在の形に至る
 HTML, CSSを独学で習得

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